ちょっと前のことですが、
とある場所でヒグマの駆除をするという話が耳に入りました。
私はヒグマの駆除には反対です。
だってヒグマはカワイイですから(笑)。
でも、
駆除に立ち会う機会は滅多にないと思い、無理矢理ついて行くことにしました。
現場に向かう車の中で、
『ヒグマだって何日も同じ場所にいる訳じゃないんだし、
きっとヒグマを発見できないだろうなぁ』、
と話した直後にヒグマと遭遇しました。
そのヒグマはまったく人を怖がらないどころか、
威嚇してきました。
ぼくらがびびってる間に、
ハンターさんがたてつづけに3発発砲し、
そのヒグマを射殺しました。
ツキノワグマみたいな、白い半月状の模様が首にありました。
携帯カメラなので画質が悪いですが。
ハンターさんによれば6歳ぐらいで体重100 kgだそうです。
大きさとしては太った成人男子ぐらいでしょうか。
成人男子代表の私の手とヒグマの足。
私には今回の駆除が妥当だったのかどうか判断する材料もなければ、
そんな立場にもありません。
ただ、
このヒグマはこの日死ぬことになるなんて、
夢にも思ってなかったんだろうなー、と思うと
なんだかとても切なくなりました。