2009年5月17日日曜日

森林と人間

石城謙吉(2008)森林と人間―ある都市近郊林の物語. 213pp. 岩波書店,東京.

を東京に行く道中に読みました。

読んだ感想として、

「こんな仕事がしたい!」

と思いました。


北大のもっている、苫小牧演習林(大学が持つ森を演習林といいます)において、
荒れ果てた演習林を広葉樹の多い、市民にとっても研究者にとっても、そして林業的にみても
価値の多い森林にしていく過程がつづられています。

演習林が新しく生まれ変わっていくにつれて、
多くの動植物が住むようになり、
多くの市民も憩いの場として訪れるようになったいうことは、
とてもうれしく、そしてものすごく楽しかっただろうな―、と思いました。


そして、
この著者もいっていますが、
「こういう仕事は大学の演習林だからできた、という訳では必ずしも無い!」
ということを常に心において、
明日から仕事をしていこうと思いました。

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