2011年12月19日月曜日

さ、さむいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ。

最近の北海道はほんとうに激寒です。

今日は畳に霜が降りていました。

夜中、寝返りをうったときに
枕があまりに冷たくて目が覚めました。

おかげで、
熟睡できません。



とある公園のフクロウ夫婦も
人間やヒヨドリに邪魔されて
熟睡できていないようでした。



お休み中のところ、お邪魔してしまい、
ごめんなさい。

2011年12月18日日曜日

さ、さむいっ

最近の北海道は雪の量が尋常じゃないですし、
寒さもハンパじゃありません。

外で鳥を観察していると、
手袋をしていても、指先の感覚が無くなってしまいます。
気がついたら露出補正のボタンが押せず、
指先が寒さにより、すごく痛くなったりします。
足は「しもやけ」だらけになってしまいましたし。。。


コガモは水の中に足を入れてて、
しもやけにならないのだろうか?

アメリカコガモ(Anas crecca carolinensis)。
胸の白線がポイント!

 

コガモ(Anas crecca crecca)。
翼の横に伸びる白線がポイント!


2011年12月15日木曜日

さ、さむい

我が家(北海道の内陸)の近くでも
オジロワシがちらほら見られるようになってきた今日この頃、
寒さがハンパじゃありません。

朝起きると、窓が凍っているなんて当たり前、
お風呂のスポンジやリンスすら凍っている有様です。

凍った窓。北海道の内陸なのに、一重窓って。。。
おコタから出れず、
動物も探しに行けない毎日です。

2011年12月5日月曜日

みそかつ

急遽、名古屋に帰ってました。

そして、
味噌カツを食べてきました。
いや別に味噌カツを食べに帰ったわけではないのですが。。。


場所は味噌カツで有名な「矢場とん」。


昔はお金が無くて食べられなかったのですが、
今はお金があっても食べきれません。


年をとったなぁ〜、
と、お腹ぽんぽんになりつつ家路につきました。

矢場とん名物「わらじ定食」。
とんかつの量がパない!!!

2011年11月28日月曜日

シノリガモ

シノリガモ (Harlequin DuckHistrionicus histrionicusは目立ちたがり屋でした。

赤、白、黒の、目立つ体色では飽き足らず、

軽くモヒカンまで。。。



一属一種、我が道を行く感じが素敵です。

2011年11月27日日曜日

石狩湾新港と小樽港

土曜日は石狩湾新港と小樽港に行ってきました。

海は大荒れだったのですが、
海鳥はあまり港には入っておらず、
かなりガッカリ。
アビやウミスズメなどを期待してたのに...
(他所様のブログを拝見すると、ウミスズメはいたようですが気づかなかったです...orz)。


優占しているのがホオジロガモ、スズガモ(まだエクリプス)、シノリガモ、ハジロカイツブリ、オオセグロカモメ、ウミネコでした。
ミミカイツブリ、ウミウ、ヒメウ、ウミアイサ(まだエクリプス)はちらほらでした。


ホカイドーはもう極寒です。
3時を過ぎると薄暗いし。
しっかりとした防寒対策と鳥見の計画を立てないと
バードウオッチングはできませんよー。

ウミネコ(Black-tailed Gull, Larus crassirostris)。
意外にLeast Concern (IUCNレッドリスト)なんですね。

2011年9月29日木曜日

モバイルマッパー6から時刻付きのgpxを作成する

ハンディGPS受信機のモバイルマッパー6から
無理やり時刻付きのgpxファイルを作成する方法の紹介です。


申し訳ありませんが、
上の記事は諸事情により削除しました。

プログラムが間違っていたわけではありません。

後日、別の場所に記載したいと思います。

2011年9月26日月曜日

アメリカウズラシギ

カメラが壊れてヤル気が出ない、と言ったわりには
シギを見に、いしかり調整池とその近くの海岸をぷらぷらしてみました。

いしかり調整池にも、近くの海岸にも
アメリカウズラシギがいました。

シギチが多いので、落ちてる羽の量もハンパない!
アメリカウズラシギはオグロシギと比べると一回り小さく、

トウネンよりは二回り以上大きいです。

斜め前から見ると、首毛と胸毛(縦斑)が濃く、

後ろから見ると、かわいいおしりで、

飛んでいく姿はユーモラスでした。

頭のツッコミ具合が豪快です。さすがアメリカン。



あと、遠くにヘラシギもいました。
フィールドスコープを覗かせてくれたご夫妻に感謝。

2011年9月25日日曜日

停滞中

9月頭、名古屋で結婚式に参列したついでに
沖縄に行ってきました。

そのとき、サブの一眼レフも壊してしまいました。
液晶画面を割ってしまい、撮影はできても、
どんな写真が撮れたのかは、パソコンに落とさないとわからなくなってしまいました。

ということで
停滞中です。


2011年8月30日火曜日

バンの親子

先週の土曜日は石狩川河口に行ったあと、
ロイズあいの里公園店にてお昼ごはんのパンを購入し、
あいの里公園で食べてました。

そしたら
そこにはバンがいました。


警戒心が薄く、かなり近くまで来てくれました。


つねに羽を上に上げているのが気になる。。。


ひっきりなしに水草をくわえ、

ぱくりっ

かわぇぇ。


成鳥でもかわいいのに、
さらに子どももいました。

ただ、子どもは正面から見ると、なんだかいまいちかわいくない。。。

ヒナは頭が赤いんですね。

でも、
ヒナが親にエサ(水草)をねだるときに、
羽(手?)をバタバタさせるのが、
すんごくかわいかったです。

ヒナが羽をバタバタさせているところ。
エサをもらった瞬間

子どもは少なくとも5個体いて、
この子だけ親からしきりにエサをねだっていました。
残りの4個体は自由気ままに水草をついばんでいて、
それはそれでとてもかわいかったです。

2011年8月28日日曜日

石狩のシギ

土曜日はいしかり調整池と石狩川河口(はまなすの丘公園)にシギを探しに行ってきました。

いしかり調整池は水はなくなっていたものの、
アオサギしかいなかったので、
さっさと石狩川河口へ。

海水浴客にじろじろ見られながら、
望遠レンズを担いで、浜をうろちょろしてみました。

不審者として通報されるんじゃないかという不安と
ジリジリと照りつける太陽の日差しにクラクラしているうちに、
トウネンの群れを見つけました。




小さいトウネンがちょこまかと動くさまは非常にかわいらしく、
普通種なのですが、写真をたくさん撮りました。


押してくる波をかわしつつ、

餌を探します。

そして
さっと嘴を地面に突き刺します。

ぷすっ

ひたすらこれの繰り返しですが、見ていて飽きません。
しかも、
写真を撮っていると、次第に向こうから近づいてくるので、
それがまた嬉しいのです。


残念ながら、
この日の石狩川河口にはトウネンとオバシギしか見つけられませんでしたが、
久々にシギのかわいさに萌えることができたのでよかったです。

オバシギ


2011年8月25日木曜日

美瑛岳帰り

20日は十勝岳と美瑛岳に登りました。

今回はその帰りについて。

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美瑛岳山頂でお昼ごはんを食べて
一路、美瑛富士を目指しました。


美瑛岳を降りて、最初のコルが十字路となっており、
それぞれ美瑛富士、トムラウシ、望岳台(登山口)へ向かう道でした。


本当は美瑛富士にも登りたかったのですが、
ここにきて、雨が降り、雷が鳴り出したので、
美瑛富士は諦め、走って望岳台に戻ることにしました。

十字路から望岳台までの道は
ハイマツやナナカマド、イソツツジなどのブッシュだらけでした。



花はウサギギクや(メアカン?)キンバイがありました。
また、美瑛岳周辺とは異なり、
チングルマやツガザクラはまだ咲いていました

雨の中、ぱちりっ。





1時間ほど歩くと、雨と雷が止むとともに、ボンビ沢につきました。


雨上がりということもあってか水量が多かったのですが、
ぎりぎり靴を濡らさなくてすみました。

ボンビ沢を過ぎると、傾斜も平坦になりました。

その後、
雪の残る大沢も鎖を使って渡り、


無事に帰ってくることができました。



十勝岳と美瑛岳は
それぞれ火山特有の景色と多くの花を楽しめる、
面白い山でした。

どちらの山も難所はなく、
時間と体力さえあれば、
両方まわることをお勧めします。




2011年8月23日火曜日

十勝岳から美瑛岳へ

8月20日は十勝岳と美瑛岳に登って来ました。

今回は十勝岳から美瑛岳へ縦走するときの様子について報告します。
美瑛岳

最初は稜線のはっきりしない、なだらかな道を歩きます。


石も小さく、まるで砂場の中を歩いているような感じでした。
下り斜面も厚い砂の層により、膝への負担も少なく、
非常に快適でした。


十勝岳から美瑛岳に向かうときには
この砂場の区間では下りのみでした。
逆に
美瑛岳から十勝岳に向かうときは
この砂場の区間は登りのみであり、
足が砂の中に沈んで、非常に歩きにくそうでした。


美瑛岳から十勝岳に向かうグループ。
砂場の登りは歩きにくそうでした。

美瑛岳に向かうにつれ、徐々に石が大きく多くなり、稜線もはっきりとしていきますが、
難所はなく、ハイキング感覚でサクサク進めます。

めっさとんがっているピークがあったり、

草本が帯状に生えている箇所があったり、
景色のバリエーションは豊かであり、
退屈しません。

美瑛岳のすぐ近くになると、とつぜん花が多くなります。
優占しているのはチングルマ。
花が咲いている時期に来たら、きっと感動するのでしょうね。

チングルマの群落。白いのはすべてチングルマの綿毛。
あとはイワギキョウ、コガネギク、ツガザクラ、イワブクロがありました。


そして、山頂へ。
残念ながらガスの中だったのですが、
わずかばかり眺望が開けたときがありました。


今回の登山の中で、
この十勝岳と美瑛岳の間の縦走が一番面白かったです。
火山特有の景色や、
ハッキリとした稜線、
お花畑など
めまぐるしく変わる景色に飽きることがありませんでした。


十勝岳に登る人の多くが、
美瑛岳には縦走せず、そのままピストンして帰っているようでしたが、
それはなんだか勿体無いと思いました。



つづく。

2011年8月21日日曜日

十勝岳美瑛岳縦走

8月20日の土曜日は日帰りで十勝岳と美瑛岳に登って来ました。


コースタイムは
望岳台(6:50) → 分岐路(7時30分) → スリバチ火口(8:25) → 十勝岳山頂(9:05)

十勝岳山頂(9:25) → 美瑛岳山頂(10:55)

美瑛岳山頂(11:15) → 分岐路2(11:50) → ボンビ沢(13:00) 
→ 分岐路(13:55) → 望岳台(14:00)

でした。


本当は美瑛富士にも登りたかったのですが、
雷を伴うにわか雨により断念。


赤線はGPSの軌跡です。軌跡が乱れているのはGPSの性能が低いためです。


登山口の望岳台が標高930 m、十勝岳山頂が2077 m、美瑛岳山頂が2052 mであり、
標高差は1100 m程度でした。



まずは登山口である望岳台。


十勝岳連峰が一望できました。
広い駐車場があり、トイレも完備されています。

ここから美瑛岳と十勝岳との分岐地点までは
ゆるく、小さな石の多い道でした。
石で捻挫しないように気をつけながら歩けば、
割と楽な道でした。

ちなみに
太陽の日差しを遮るものが何も無いため、
汗がじんわりと吹き出してきました。

木がない、石だらけの道でした。
花はイタドリがメイン。
こんな標高の高いところにまで進出してくるなんて。。。
ちなみに
イワブクロやマルバシモツケは咲き終わり、
エゾリンドウは、まだつぼみでした。

う~~~ん、つまらん。

撮るものが何も無いと、
余計なことばかり考えてしまうのでよくありません。

仕事で腹が立ったこととか
fxで負けたときのこととか、
私の人生、これでいいのかな?とか
そもそも何で山に登ってるんだろう?とか、
ネガティブ思考全開でテンションがた落ちでした。

こりゃいかん、と思いって
ちょっと早いけど、ゆずピールを食べてリフレッシュです。



なんとか気持ちを立てなおして歩いて行くと、
分岐地点を過ぎたあたりから
石が大きく、勾配が急になっていきました。







しかし、とくに辛いほどの傾斜でもなく、
スリバチ火口までサクサク進めました。

ここまでで望岳台から3.6キロ。

たしかに火口だけあって、
なんだか凹んでいるところもありました。

ここまで来ると、十勝岳の山頂がはっきり見えました。



ここから取付までは楽ちんでした。
石の径が小さく、勾配も緩やかで、
まるで神社の中を歩いているような感じでした。

そんな砂利道のあとは
岩場を急登でした。



ここは少し体力的にきつかったですが、
この区間は短く、10分も歩かぬうちに尾根に出ました。





尾根まで出ると風が強く、寒かったです。
さっきまで吹き出していた汗もぴったりと止み、
カメラを握る手が冷たいぐらいでした。

かっぱを羽織り、
10分ほど歩くと、頂上です。

北側には、これから向かう美瑛岳が見えました。
稜線のはっきりしない、ゆるやかで荒涼とした大地が広がっていました。



一方、南側には富良野岳と、そこにつづくハッキリとした稜線が見えていました。



そして西側には今まで歩いてきた道が見えました。


残念ながら、東側の十勝方面は厚い雲に覆われ、
何も見えませんでしたが、
北、南、西と三方は雲が少なく、
山頂からの景色を存分に楽しむことができました。

つづく。。。


2011年8月9日火曜日

蝶ヶ岳常念岳登山2日目

8月2日は蝶ヶ岳ヒュッテから始まり、
常念岳にのぼり、
三股駐車場に帰ってきました。

コースタイムとしては
蝶ヶ岳ヒュッテ(5時30分) → 蝶槍(6時24分) → 標高2512のピーク(8時30分)
→ 常念岳山頂着(10時50分)

常念岳山頂発(11時30分) → 前常念岳(12時30分) → 樹林帯入り口(13時30分)
→ 下山届け提出(16時50分) → 三股駐車場(17時20分)

でした
(ただ、下山時は膝を痛めてしまったので、
標準コースタイムより遅めになっています。)。






この日はご来光を見ようと朝4時に起床したものの、
雨ザーザーorz。
ご来光は諦め、
ご飯とお味噌汁を作って、
ゆっくりしていたら、
晴れ間が見えてきました。


穂高連峰

残念ながら、槍は見れず。

テンションMAXで蝶ヶ岳ヒュッテを後にしました。

蝶ヶ岳ヒュッテ
ここからしばらくの間は平坦なのですが、高山植物が多く、
なかなか前に進めません。

ミヤマダイコンソウ、テガタチドリ、イブキトラノオ、ニッコウキスゲ、、マルバダケブキ、イワベンケイ、イワツメクサ、オンタデ、チシマギキョウなどなどが見られました。

イワベンケイ咲き終わり。
カラマツ。ハイマツみたいに地面に這っていました。


鳥はイワヒバリやメボソムシクイ、ホシガラスはいましたが、
ライチョウは鳴き声すら聞こえず。。。

ホシガラス。左足にはハイマツの実を持ってます。

標高2592のピークを過ぎると、
常念岳が見えてきました。

この常念岳の登りが
岩だらけで歩きにくくて、くたびれました。
道しるべもところどころにあったのですが、
何度か迷ってしまいました。
慎重に降りてくる皆さん。
ここからは高山植物も少なく、
ひたすら登るのみでした。

そして我々と共に雲も登ってきて、
山頂についたときには
一面ガスで何も見えませんでした。。。


眺望が評判の山に登ったのに。。。



せっかくなので、視界ゼロのなか、カップラーメンを食べ、下山します。
いや~、虫が多くてたいへんだった。。。


帰りも岩だらけの道を歩いて行きました。

雨が降っていたので、足元が滑って怖かった。。。




ここから樹林帯までは
チングルマやタカネヤハズハハコなどがありました。

タカネヤハズハハコ

きっとライチョウであるに違いない羽も落ちていました。



樹林帯に入ると、たいして花もなく、
クネクネしている道をえんえんと歩いて行きました。
とにかく坂が急な上、
景色も代わり映えせず、
いろんな意味で辛い帰り道となりました。


総じて見ると、
蝶ヶ岳は容易に登れたのですが、
常念岳は体力的にも精神的にもキツメの山でした。

常念岳はとにかく岩場が辛くて辛くて。
とくに雨が降っていたので滑りやすく、
下りは滑らないように、常に気を張り詰めて歩いていました。
岩場を抜けた時のうれしさったら、そりゃあもう(笑)。


ただし、その辛さを補って余りある、景色の美しさと花の多さだったと思います。
残念ながら、全行程を通して天気が悪かったのですが、
ガスの切れ間に見えた、穂高連峰の美しさと迫力は本当にサイコーでした
(槍は見れなかったのですが、贅沢はいいません)。

蝶ヶ岳は花の種類が多く、図鑑を片手に、カメラをもう片手に歩いていると、
時間がいくらあってもたりません。
山小屋や登山道もかなり整備されていて、
施設面ではかなり快適でした。


蝶ヶ岳、常念岳ともに
体力はそこそこ必要なものの、
登山経験の浅い人にも
わりとお手軽に、北アルプスの楽しさを存分に味わせてくれる、
とても気前の良い山々だったと思います。