コースタイムは
望岳台(6:50) → 分岐路(7時30分) → スリバチ火口(8:25) → 十勝岳山頂(9:05)
十勝岳山頂(9:25) → 美瑛岳山頂(10:55)
美瑛岳山頂(11:15) → 分岐路2(11:50) → ボンビ沢(13:00)
→ 分岐路(13:55) → 望岳台(14:00)
でした。
本当は美瑛富士にも登りたかったのですが、
雷を伴うにわか雨により断念。
赤線はGPSの軌跡です。軌跡が乱れているのはGPSの性能が低いためです。 |
登山口の望岳台が標高930 m、十勝岳山頂が2077 m、美瑛岳山頂が2052 mであり、
標高差は1100 m程度でした。
まずは登山口である望岳台。
十勝岳連峰が一望できました。
広い駐車場があり、トイレも完備されています。
ここから美瑛岳と十勝岳との分岐地点までは
ゆるく、小さな石の多い道でした。
石で捻挫しないように気をつけながら歩けば、
割と楽な道でした。
ちなみに
太陽の日差しを遮るものが何も無いため、
汗がじんわりと吹き出してきました。
木がない、石だらけの道でした。 |
こんな標高の高いところにまで進出してくるなんて。。。
ちなみに
イワブクロやマルバシモツケは咲き終わり、
エゾリンドウは、まだつぼみでした。
う~~~ん、つまらん。
撮るものが何も無いと、
余計なことばかり考えてしまうのでよくありません。
仕事で腹が立ったこととか
fxで負けたときのこととか、
私の人生、これでいいのかな?とか
そもそも何で山に登ってるんだろう?とか、
ネガティブ思考全開でテンションがた落ちでした。
こりゃいかん、と思いって
ちょっと早いけど、ゆずピールを食べてリフレッシュです。
なんとか気持ちを立てなおして歩いて行くと、
分岐地点を過ぎたあたりから
石が大きく、勾配が急になっていきました。
しかし、とくに辛いほどの傾斜でもなく、
スリバチ火口までサクサク進めました。
ここまでで望岳台から3.6キロ。 |
たしかに火口だけあって、
なんだか凹んでいるところもありました。
ここまで来ると、十勝岳の山頂がはっきり見えました。
ここから取付までは楽ちんでした。
石の径が小さく、勾配も緩やかで、
まるで神社の中を歩いているような感じでした。
そんな砂利道のあとは
岩場を急登でした。
ここは少し体力的にきつかったですが、
この区間は短く、10分も歩かぬうちに尾根に出ました。
尾根まで出ると風が強く、寒かったです。
さっきまで吹き出していた汗もぴったりと止み、
カメラを握る手が冷たいぐらいでした。
かっぱを羽織り、
10分ほど歩くと、頂上です。
北側には、これから向かう美瑛岳が見えました。
稜線のはっきりしない、ゆるやかで荒涼とした大地が広がっていました。
一方、南側には富良野岳と、そこにつづくハッキリとした稜線が見えていました。
そして西側には今まで歩いてきた道が見えました。
残念ながら、東側の十勝方面は厚い雲に覆われ、
何も見えませんでしたが、
北、南、西と三方は雲が少なく、
山頂からの景色を存分に楽しむことができました。
つづく。。。
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