2010年10月4日月曜日

タカだらけ

土曜日は宮島沼にてマガンを観察した後、
タカが南に渡っていくところを見るために、
室蘭に行ってみました。


着くなりすぐに、岩山の上にいるハヤブサを発見し、
幸先いいな、と思っていたら、
ノスリが空を舞い始めました。



最初は1、2個体しかいなかったのですが、
気がつくとあっという間に数十個体が集まって、
くるくる回りながら
上昇気流に乗って高度をあげていく様子が観察できました。

これ全部ノスリです。
このまま雲の中に消えていきました。


このようにタカが集団で上昇気流により上昇していく様子は
蚊柱ならぬ、タカ柱なんて呼ばれることもあるそうです。

タカたちにとって、上昇気流を使ってできるだけ高く飛ぶことが、
南に楽に渡るために重要なんでしょうね。


この日は運良く、休むヒマもないぐらい、というとちょっと大げさかもしれませんが、
多くのタカ柱を見ることができました。


タカ柱のタカの大部分はノスリなのですが、
注意してみると、
1、2個体は違う種類のタカが混じっていました。


まずはオオタカ。
米粒並のサイズですね。
これは5個体ぐらい見れました。



ついでミサゴ。
最近は桂沢湖にもいたりします。


そしてハチクマ。
幼鳥なんでしょうか、かなり褐色の個体でした。




このようなタカたちが上昇気流に集まって、
くるくる回りながら高度を上げてタカ柱になっていく様子は
見ていてとても面白かったです。
室蘭まで遠く、距離的にけっこうたいへんなのですが、
見に来る価値は十分にありました。

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