タカが南に渡っていくところを見るために、
室蘭に行ってみました。
着くなりすぐに、岩山の上にいるハヤブサを発見し、
幸先いいな、と思っていたら、
ノスリが空を舞い始めました。
最初は1、2個体しかいなかったのですが、
気がつくとあっという間に数十個体が集まって、
くるくる回りながら
上昇気流に乗って高度をあげていく様子が観察できました。
これ全部ノスリです。
このまま雲の中に消えていきました。
このようにタカが集団で上昇気流により上昇していく様子は
蚊柱ならぬ、タカ柱なんて呼ばれることもあるそうです。
タカたちにとって、上昇気流を使ってできるだけ高く飛ぶことが、
南に楽に渡るために重要なんでしょうね。
この日は運良く、休むヒマもないぐらい、というとちょっと大げさかもしれませんが、
多くのタカ柱を見ることができました。
タカ柱のタカの大部分はノスリなのですが、
注意してみると、
1、2個体は違う種類のタカが混じっていました。
まずはオオタカ。
米粒並のサイズですね。
これは5個体ぐらい見れました。
ついでミサゴ。
最近は桂沢湖にもいたりします。
そしてハチクマ。
幼鳥なんでしょうか、かなり褐色の個体でした。
このようなタカたちが上昇気流に集まって、
くるくる回りながら高度を上げてタカ柱になっていく様子は
見ていてとても面白かったです。
室蘭まで遠く、距離的にけっこうたいへんなのですが、
見に来る価値は十分にありました。
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