2010年10月29日金曜日

書いて稼ぐ技術

私が住んでいるところでは、
先日、雪が降りました。

山では雪が5 cmほど積もっているのですが、
仕事があるので山に行かないわけにはいきません。
手がかじかむぐらい寒い山の中を歩いていると、
ふと、インドアの仕事っていいなぁ、
なんて思ってしまいました。

そんな思いを胸に、思わずこんな本を読んでしまいました。

永江 朗(2009)書いて稼ぐ技術.224pp.平凡社,東京.



長年、フリーライターとして働いてきた著者が
文章の書き方などではなく、
人にお金を払ってでも読みたいと思わせる記事を書くための心構えや
その記事を本に載せるための、出版社の人との付き合い方などを
述べていました。


書いて稼ぐためには
人と違うことをしろ、
と、当たり前のことしか書いてなかったのですが、
著者はこの当たり前のことを、
他の人とはちょっと違う視点を交えて述べており、
そのため、
当たり前に思えるようなことでも楽しく読めました。


また、この著者のいくつかの考え方について
ほんとにそうなの?
と思うところもあったのですが、
そういう考え方もあるのか〜、
と思うところもあって、面白かったです。


はっきり言って、
この本を読んでも、書いて稼ぐ技術は身につかないと思います。
本当にモノを書いて食っていきたかったら、
こんな本を読まずに、
まず書いてみることが大事だと思います。

そして行き詰まったときに
この本を読んで頭を冷やすのがいいのかな?と思いました。



ちなみに
誤解されないように言っておきますが、
私はモノ書きになる気はありませんよ。
寒いのは大嫌いですが、
山仕事は好きですから。

0 件のコメント: